すくーるみずぎ(【略】スク水:すくみず、すくすい)
小学校、中学校、まれに高等学校などの教育機関でプールの授業に使用される児童、生徒ら全員で同じデザインのものを着用するように指導する為の水着。
多くの物が地味で簡素なつくりをしている。紺色がベースであることが多い。
学校教育の現場に登場したのは昭和30年代後半といわれ、女子用スクール水着はブルマー、セーラー服?と並んで男性の性的嗜好のひとつとして市民権を得ている。種類は大きく3種類で区別される。
まれに、安全性を考慮し蛍光オレンジ色の水着が利用される場合がある。
現在ではコスプレや性風俗店での着用も行われているが、性質上露出は少ないためフェティシズム的な要素が大きい。
女子用のスクール水着はいずれもワンピース型で、大きく分類すると次の三種がある。
東京オリンピック頃に教育現場に登場したタイプのスクール水着。現在はこのタイプの型が廃れつつある為、旧型としての扱いを受けるが男性の嗜好ではニーズが高い。
旧型のスクール水着は股間(前側)部分の生地が二重になっており、スカートのように股間部分に縫い付けられないまま、穴の開いた状態にされている。この部分はマニアの間では『スカート部分(水抜き)』と呼ばれ、水泳時に児童・生徒の胸部より、水着と身体との間に流れ込んでくる水が股間部分から抜けるよう『水の逃げ道』として設計されている。
これは当時、繊維の技術が高くなかった為、水を通しにくい素材しか水着に使用できなかったため考案された、デザイン上ではなく実用的意味合いを持つものである。
旧型に変わる形として1985年頃から登場したタイプ。旧型にあるスカート部分が生地の品質向上に際し廃止されたことによる登場である。旧型に対し通常のワンピース型水着であり、スカート部分はない。
スカート部分がなくなったことにより股間部分の形はV字になった。
新型と同じ頃に登場したスクール水着で、新型のスクール水着よりも、生地が薄く水の抵抗を抑えた泳ぐのに特化したもの。新型・旧型が紺色に対して、カラーで模様やラインがデザインされたものもある。
生地は旧型・新型よりもしなやかでつるつるしている。
あまり見かけないが実在するレアなスクール水着。、股下がスパッツ状のもので新型より遅れて登場した。オールインワン型とセパレート型の二種類が存在する。股の露出を抑えたいという要望に応えて作られた模様。生地も薄いタイプ、分厚いタイプと様々。
オールインワンタイプはハイレグの水着にスパッツを縫いつけたようなデザインが多く、驚きのラインを醸し出したりしている。
上に挙げた3種類以外にもいくつか種類がある。
現在では生産が一切行われていない型。旧型スクール水着よりも以前に使用されていたもの。
スカート部分が前だけでなく後ろにもあり、生地のパーツとしては胴体を包む部分と、股の部分がバラバラに存在している。
ごくまれに、美少女CGなどでスクール水着がかかれるとき、しりの部分にまでスカート部分が描かれている場合があるが、大半がこのタイプが意識して描かれたのではなく旧型を描く際にディティールをよく理解していない為の誤りである。
新型や、競泳型と同じ時期に登場したスクール水着でパイプのような細い肩紐が採用されたもの。多くの場合、肩紐は白である。
生地は競泳型に近いものを使用している。
生地が白いスクール水着のこと。美少女CGで目にすることが出来るが、実際の学校では採用された例はまず無い。
ただ、商品自体はSPORTS GEARから新型・旧型ともに生産したケースがある。
その他、コスプレ衣装ショップのオリジナル商品として発売されることがある。
女児・女子生徒用に比べマイナーではあるが、まれに男子用スクール水着にフェティシズムを感じる人物もいる。
トランクス型のスクール水着。どちらかというとゆったりとしている。
ビキニ型のスクール水着。体に密着するようなタイトな形をしている。
女子用スクール水着の側面から見た布の合わせ方 旧々型 腹 |u| 背 ↑↑ スカート部分 旧型 腹 |J 背 ↑ スカート部分
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