もえ 『萌える-。』『-に萌える。』『萌っ娘』など可愛らしいものへの最大の形容、もしくはそれを感じている状態・感情。対象に強く思いを寄せる様子。動詞としても使用される。 主にインターネット上で使用されるが、現在では一般にも知られてきている。 萌えを定義することは難しく、意味・使用は本能的である。様々な人々によって萌えの定義が議論されたが用途が広く、感覚に極めて近いもの(もしくは感情そのもの)であるため、完全と認められる定義は存在していない。萌えの対象となるものは二次元の美少女や美少年である事が多いが、3次元の人物にも対象となる可能性はある。 2005年のユーキャン新語・流行語大賞でトップテン入りを果たした。電車男の書籍・ドラマ・映画のヒットによる一般への浸透がみられた結果といえる。 **諸説 [#yfd72c0a] 由来は様々な説があるが、未詳である。 以下に広く知られている説を示す。 -''ロリータ比喩説'' キャラクターもしくは人物に[[ロリータコンプレックス]](美少女の熱心なファンの意)達の対象の年齢から『草木が萌える』の『''芽生える''(=幼い)』の意をとったとされるもの。 [[オタク]]らが美少女を愛し、それらキャラクターの年齢から「幼い→芽生える=萌え」となったとされるもの。 -''漢字誤変換説'' 熱心な様子(ここではキャラクターに対して)を''燃えている''と表記するのに''萌えている''と誤変換してしまったとされるもの。 -''鷺沢萌説'' NHKで公開されたTVアニメーション『[[恐竜惑星]]』のキャラクター「''鷺沢萌''」への熱心なファンの総称が現在の語句に発展したとされるもの。 **商標としての「萌え」 [#qbc0158b] -萌える -- 出版・印刷(第4745449号)にて[[プロジェクトタイムマシン]]の西園達之氏が登録。