あずまひでお *概要 [#d632cf63] 漫画家。1970年後半から80年前半にかけて日本漫画界におきたニュー・ウェーブと呼ばれる動きの中でギャグ漫画を発表し、その世界を作り上げた。 彼の発表したギャグ漫画は「不条理漫画」と呼ばれるもので、漫画雑誌に不条理漫画が蔓延した状態になった時代だった。 初めてプロの漫画家として[[コミックマーケット]]に参加したとされる人物で、アマチュア界にも先進的な刺激を与えた。 *私生活 [#t0d3aa5b] 私生活では2度の失踪とアルコール中毒による入院を経験しており、失踪中にはホームレス生活や配管工として肉体労働も行っていた。 「平穏な生活」とは呼びがたいが、漫画家・吾妻ひでおを知る上で非常に興味深い。 *主な受賞作品 [#ka5f6fd9] -失踪日記(2005年発表)第34回日本漫画家協会賞大賞、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞 -不条理日記(1978〜79年発表)日本SF大会・星雲賞コミック部門