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梅「そろそろ…帰るか？」ザキ「気になる…。」 梅「何が…。ぶっこいて無いのが…か？」 ザキ「そうじゃない。巧く出来すぎだ…まさか…」 梅「まさか…だと？疑うのか？」 ザキ「そうじゃない、だが…」 梅「無理も無いのぉ…したらば、説明して信ずるぞ…今は中国は四千年以上の歴史を誇る、西暦は何年だ？と、自然にね」 ザキ「ふーむ、踊っているのは…？」 梅「五十歩百歩だな」 ザキ「西洋は恐ろしい」 梅「…珍しい言葉だな…大丈夫だろう…八卦にも東西はある。」 ザキ「本当にか？」 梅「どっちの疑いだ？」 ザキ「東洋で西の卦も居ると？」 梅「西の卦を持って産まれると体格がね…腰やらやらやら…」 ザキ「お前は？」 梅「西」 ザキ「目には目…か…」 梅「あっちが東の可能性もある。戦士タイプのお前は苦手なパターンだな…。」ザキ「確かに、お前が長期戦には向かない事もわかった…」 梅「向かない訳じゃ無いのだがな〜、必殺技がカタカナになるだけ」 ザキ「見かねるだけだ」 梅「さすが戦乙女、戦場の死神も伊達じゃない。」 ザキ「増援は望めるか？」梅「一応、元々ぶっこいてるタイプと岩石の様な堅物が居るが…。」 ザキ「面倒だ…選ぶなら頼もしい奴がいい」 梅「じゃ、ぶっこいて無いの。」 ザキ「お前なら前者を選ぶと思ったが…」 梅「ぶっこいて無い時間が長い方が良いかと…」 ザキ「済まない…」 梅「背に腹は…ではないか…連絡を入れて見る………あぁ、俺だ、大丈夫か……そうか、いや、ありがとう。」 ザキ「？」 梅「希望通り、ぶっこいてる奴だ…」 ザキ「…」 男「唯今詣りました、李里(りり)です」 ザキ「…」 梅「礼儀はいいだろ？」 李里「あの…」 梅「苦手らしい…」 李里「切なす」 ザキ「鍛えてやる…」 梅「戦闘はぶっこく…ぶっこいている俺に慣れろ。」李里「梅千代さんより術には長けてますよ？知識は浅いけど…」 ザキ「いいだろう、憎めない。」 梅「安心」李里「創意」 ザキ「…仲がいいな？」 李里「尊敬」 梅「特例で単語トーク。」ザキ「なるほど…」 ザキ「…(羨ましい、男…か)」 李里「北西、よし、本日晴天」 ザキ「？」 梅「なら、東から南西…か？」 李里「？」 ザキ「…」 李里「正解」 梅「どっちが？」 李里「ザキ、僕、苦手」 ザキ「ちゃんと話せ…」 李里「ありがとうございます♪」 梅「で？どっちに向かう？」 李里「それは…」 ザキ「今日はお開きだ…。」 梅「？」 李里「ありゃ〜」 ザキ「…」 梅「？電話、…おぉ、…本当か？わかった、伝えておく…」 ザキ「何だ？」 梅「さっきの岩石野郎は、必要とあらば現れるそうだ…。」 ザキ「？」 李里「ホログラムみたいな」 梅「あそこまで遠隔の有幻覚も珍しいが…。見えてる、あいつには…叶わないよな？二人でも…」 李里「？…？？」 ザキ「…」 梅「やりずらい…」 ザキ「勝るとも劣らず…だが？」 梅「すんません…(面白くない)」 ザキ「(男は解らん)」 李里「(仲がいいな。)」 岩鉄「(気をつけて…きをつけて…鬼…次は向かう、李里…繋ぐ役になったな？)」 李里「(色々不本意)」 ザキ梅「？」 梅「直通？」 李里「まぁ」 ザキ「直通？」 梅「陰陽術の読心術の応用、送心可能。」 ザキ「…!」 梅「お前は守るさ…」 ザキ「…」 李里「ツンデレ？」 岩鉄「近い、速いぞ！もうか…準備しろ」 ザキ「よし、事態は掴めた!!行くぞ!!」 梅「やっしゃー」 李里「岩さん」 岩鉄「参る」 …近距離が居ない!?ワチを外した!?むやみに飛び込めない/大丈夫、李里は操作系だから/岩さんは幻をやっつけられます/上に二匹!!見えるか？/アチャー、修行が足らなかったのな？/頼んだ。 梅「ざっと六体、内二匹は幻覚系、岩にまかせて、李里!!」 李里「了解、風、水、土、火です!!」 梅「さすが魔術、四大元素…。」 李里「岩さん!!」 岩「槍」 ザキ「！」 梅「有幻覚さ…いくよ？マイティセイバー!!」 幻覚系二匹!!重力で集める、…よし！融合した。的は絞る。 マイティ、さすが、じゃあ…/どうする？/梅さんの飛び道具の後に斬撃を打たせます。/…/いいだろう？背に腹は/変えん!?(取水陣)危ない、さすが、いくぜ？シャインビート。すかさず、エアロダンス。/蚊帳の外だな…。勝手に動く、屈辱だな…/ごめんなさい/謝るな！集中しろ、光で二匹片付いた!!あいつは頭が弱点、あいつは腹だ！/指示してる…。頼もしいだろ？やけっぱちですね。 そのまま重力円の中で、………塵に、なれ!!…後、少し…。 厄介だな…耐久性が有るのか？斬撃が効かない？/性質変化？…うわ、俺可愛い♪ならば、消し飛ばす…エクスプロードです!!…ダメだ〜利きません。土、か…木だな…珍しく日本語、茨の鞭、鼻唄、頭蓋割/今だ李里!!腹にかます！/行ってらっしゃい！ ザキ「創意心眼、突き破れ、旋風槍!!」 岩「グラビディアプレッシャー(重圧力)」 …終わった…李里「ありがとうございます」 ザキ「こっちのセリフだな」 李里「？…あぁ」 梅「解るの？」 李里「何となく」 岩「？」 ザキ「…何の事だ…？」 李里「真面目でも不本意に不思議。」 梅「面白いだろ？俺の相方です♪」 岩「…さっきの通り…」 梅「恩に着る」 ザキ「合言葉か？」 梅「慣れたら別のを考える」 ザキ「今のでは駄目になるのか？」 岩「いつかはな…」 李里「耐性がね…暗示の…」 ザキ「なるほど、それは…何と言うか。」 梅「残念か…？」 李里「だと思った」 梅「？」 ザキ「生け好かない」 岩「反省文五枚。」 李里「厳しい…」 梅「当たり前…か？岩が言うなら。」 ザキ「…」
