すずみやはるひのゆううつ
涼宮ハルヒの憂鬱とは、谷川流?著・いとうのいぢ?絵のライトノベル、『涼宮ハルヒ?』シリーズの第一巻。
(シリーズに関しては、涼宮ハルヒ?のページを参照のこと。)
加えて、同シリーズがTVアニメーション化、漫画化した作品のこと。
2003年6月に角川書店から発売された。
涼宮ハルヒシリーズの第一作目である。
漫画はそれぞれ作者が違う、2作品が存在する。
まず、2004年9月1日発行の『涼宮ハルヒの憂鬱』(ISBN:4047136581)が最も早くシリーズが漫画化されたもので、作者はみずのまこと?。全一巻。
次は、2006年4月26日発行の『涼宮ハルヒの憂鬱』(ISBN:4047138118)で、作者はツガノガク?。
どちらとも出版社は角川書店である。
ただし、両者とも同じタイトル・原作を扱ってはいるが、前者は黒歴史として公式サイトなどからは完全に隠蔽されている。
というのも、前者の作者であるみずのまこと?が作品を雑誌に連載中にも関わらず、同作品をテーマにアダルト同人誌を執筆・発行していたことが明らかとなり、2004年12月をもって雑誌連載が終了。コミックス未収録の話が存在するも続刊することなく、全一巻として完結したのである。
後者はその後、原作の人気が高まり再び漫画化したものである。
しかし、再漫画化の際にはあたかも初の漫画化であるかのような振る舞いをして、前作を黒歴史として闇へ葬った。
▲みずのまことによる『涼宮ハルヒの憂鬱』
▲ツガノガクによる『涼宮ハルヒの憂鬱』、画像は第一巻で続刊した。
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2006年4月から同年の7月に、第1話から第14話、計14話放送された。
特にこの作品はアニメ化により人気を爆発させ、雑誌・新聞など、さまざまなメディアで取り上げられた。
その人気は作品のテーマソングにまで及び、エンディングテーマソング『ハレ晴レユカイ』をオリコン1位にしようとする販促運動まで行われた。これにはアニメのエンディングに曲とともに踊る、主人公らのダンス、通称『ハルヒダンス』の話題性と完成度が大きく影響している。
放送の順番と、原作本来の時系列をバラバラに放送している。
そのため以下の方法で見分けることにより本来の時系列に沿った順になる。
実際の対応表は次のとおり。
放送話数 | 構成話数 | 放送タイトル |
第01話 | 第11話 | 朝比奈ミクルの冒険 Episode00 |
第02話 | 第01話 | 涼宮ハルヒの憂鬱 I |
第03話 | 第02話 | 涼宮ハルヒの憂鬱 II |
第04話 | 第07話 | 涼宮ハルヒの退屈 |
第05話 | 第03話 | 涼宮ハルヒの憂鬱 III |
第06話 | 第09話 | 孤島症候群(前編) |
第07話 | 第08話 | ミステリックサイン |
第08話 | 第10話 | 孤島症候群(後編) |
第09話 | 第14話 | サムデイ イン ザ レイン |
第10話 | 第04話 | 涼宮ハルヒの憂鬱 IV |
第11話 | 第13話 | 射手座の日 |
第12話 | 第12話 | ライブアライブ |
第13話 | 第05話 | 涼宮ハルヒの憂鬱 V |
第14話 | 第06話 | 涼宮ハルヒの憂鬱 VI |