からのきょうかい
同人サークル時のTYPE-MOONの作品月姫PLUS+DISCで冒頭を発表した作品。
現在は商業販売で空の境界上・下として完結した状態で売られる。
TYPE-MOONの当時の作品月姫の主人公遠野志貴に似た能力を持つ主人公が出てくることで話題を呼んだ。
二年の月日を隔てて目覚めた両儀式は記憶を失っていた。そしてそんな彼女には特殊な能力が目覚めていた。
物の死を見ることが出来る直死の魔眼――――。
全てを殺すことが可能となった両義式はいったい何を思うのだろうか?
この作品は月姫のおまけディスクである月姫PLUS+DISCに完結はされてはいない状態で発表されたもので、
TYPE-MOONの作品と言うよりは、奈須きのこ自身の作品として登場した。
その後同人活動で本作が表に出ることは結局無かったのだが、その後商業誌として正式発表された。
月姫の主人公に似た能力を持つ両儀式。奈須きのこ本人はどう思っているのかは定かでは無いが、
月姫をプレイしたユーザーの中には本作を第二の月姫と位置づけるものもいる。
おそらく第二の月姫と称するのはTYPE-MOONの商業化時に代表武内崇氏が言った言葉
「「月姫」にはまだ遣り残したことがあるといえばあるのですが、それはまた別の機会にやり遂げたいと思います。」
にも由来していると思われる。