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なのはブース騒動

なのはぶーすそうどう

なのはブース騒動とはコミックマーケット70(2006年8月)の企業ブースに出展していた、『魔法少女リリカルなのはA's』のブースをめぐる騒動。

あるコミックマーケット参加者の男性が嘔吐し倒れるまで商品購入を希望する旨を訴える様子の目撃談が語られるなど、強烈な騒動となった。
2006年のアキバ系カルチャーに関する出来事をまとめた『現代視覚文化研究』*1では、"コミケなのはブースカオス化事件"と称されている。

騒動の経緯

発端は2006年8月12日、コミックマーケット70(の三日間の日程のうち)の初日に『魔法少女リリカルなのはA's』のブースに大量の転売目的の購入者が殺到し、一般的に考えにくい枚数を購入していったため、列に長時間並んだ一般の購入者希望者まで商品が行き渡らなかったことにある。(一説ではその枚数は数十枚とも言われている)

商品は、高町なのはとフェイト・テスタロッサの水着姿がプリントされた抱き枕カバー(限定販売)、およびCDであった。

2ちゃんねるの当時のスレッドには、ある男性は抱き枕カバーが売り切れたことを知ると、「定価の3倍で売ってくれ(定価7,500円)」と会場で発狂し、男性は熱中症で倒れ嘔吐しながらも叫び続け、駆けつけたコミックマーケットスタッフによってその場から運び出された、とする目撃談も語られている。(真偽は不明である)

あまりにもショッキングなこの目撃談は、明らかに転売目的である購入者に大量の商品を売り渡してしまったブースの不備による売り切れ騒動の象徴的な逸話して広く語られるまでになった。

一方、ブースの対応としては来場証明書を購入希望者に発行、会場に来たことを証明書によって証明した者に対してのみ後日通信販売が行われることにした。

騒動の前後の動き

本ページで述べた騒動の前のコミックマーケット69(2005年12月)でも同じように『魔法少女リリカルなのは』のブースが、商品に購入数に制限をかけずに商品を大量に流出させてしまい問題となったため、コミックマーケット70では対応策がとられるとの認識があった。

ただし現実はこのページに書かれている状態で、なんら対策は取られないままだった。

この後のコミックマーケット71(2006年12月)では一人当たりの購入数に制限が加えられ3度目にして対策が取られ騒動は見られなくなった。

関連

コミックマーケット
魔法少女リリカルなのは
魔法少女リリカルなのはA's

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*1 『現代視覚文化研究』:三才ブックス, ゲームラボ特別編集, 2006.12.15
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最終改訂: 2007/Mar/23 Fri 13:56:12 JST (623d)