きどうけいさつぱとれいばー2ざむーびー
映画
監督:押井守
脚本:伊藤和典
アニメーション制作:I.Gタツノコ(のちのプロダクションI.G)
「機動警察パトレイバー 劇場版」の続編。
テログループとそれを追う警察の立場から、
戦争と平和をテーマに語られる。パトレイバーシリーズの集大成。
ストーリー
2002年冬、横浜ベイブリッジにミサイルが投下される。
警察はこれを、自衛隊によるものだと公表するが、自衛隊にはその機体は存在しなかった。
早速、特車二課の後藤はこの謎に迫ろうとするのだが、手元にはその現場の映像さえないような状況だった。
そんな時、荒川という男が現れ後藤に情報を流していく。
一方、警察と自衛隊は相変わらず緊張状態が続いていたのだがそれは一気に東京を舞台とした戦争へと変貌した。
第二小隊は、その戦争を食い止めるべく最後の出動を始めるのだった。
説明
制作時期が、ベトナム戦争と重なっておりそれに関連した要素も映画にはとり入れられている。
「不正義による平和がもたらす非現実世界」と「正義による戦争がもたらす現実世界」。
この二つの違いはひどく遠いのに、すぐに変えることの出来るものなのである。
それを、どう受け入れ、どう感じ、どう判断するか。私達に再び問いかける作品である。
また、この作品は「機動警察パトレイバー 劇場版」と異なり、後藤喜一と南雲しのぶを中心に描かれている。