すぱすぱ

コミック †

作者：三宅大志?
出版：角川書店?
初出：月刊コミックドラゴン?（2002年11月）
主人公樹と、見た目は小学生の鈴、そしてその周辺で起こる悪霊とトラブルを描いた作品。題はヒロイン鈴の使用している銃"SPAS"に由来する。

ストーリー †

高校生、柄杜樹(つかもりいつき：主人公)は生まれつき悪霊に取り付かれやすい体質を持っている。そんな逆境にもめげず、無難にすごしていた彼の前に小さな体に大きな銃を持った小学生ぐらいの女の子(栖羽鈴/すわすず)が現われる。彼の父によれば、彼女は彼と同い年で許嫁とのこと。突然のことで混乱する主人公だが、鈴が彼にキスをするとたちまち年相応の姿に変身する姿を見て、何とか鈴が同い年の女の子であることは認めることにした。
だが、変身は一時的なもので、"結ばれる"のが一番だという。そんな中で行われる樹と鈴とクラスメイトで繰り広げられるコメディー。

SPASについて作品中にはない補足説明 †

SPAS(Special Purpose Automatic Shotgun)
この作品で常にヒロイン鈴が持ち運んでいるSPAS(SPAS12)は、ガンマニアの間でよく知られている武器で、アクション映画でも良く目にすることができる。作品中では大規模な銃撃戦は行われず、発射時も光線が走り悪霊がやっつけられるだけであり、武器自体の設定は作品中で語られることはないが、悪霊たちが一撃で消え去る様子は『SPASは大型で非常に強力である』という背景があっての描写であるとおもわれる。